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3月と言えば雛祭り。佐原でも3月27日まで「第6回 さわら雛めぐり」が開催されていました。
お内裏様とお雛様の後ろの金屏風、純金の金箔を使用しているそうで、今もなお当時の輝きを 保っています。 福新さんでは江戸、昭和、平成のお雛様が並んでいましたが、いずれも保存状態がよく、とても立派でした。 本来なら蔵を望む中庭も公開しているのですが、このたびの震災により閉鎖中。 「お店、きれいにしたばかりだったのよ。大変だけど、皆で力を合わせて頑張るから応援してね」と女将さん。 「鬼瓦はこういう機会にしか見られないから、見に来てほしい。 転んでもただじゃ起きないわよ~」と笑顔も見せてくれました。 「女将さん」て方は志の高い方が多いな。くら乃屋の女将さんもそうだし、逆に元気を貰った気がします。 写真撮影とブログ掲載の許可をお願いすると、ご快諾下さったばかりでなく、お雛様の説明や、鬼瓦のことなど、色々教えて下さいました。 4月からは五月人形めぐりの開催を予定しているのですが、この度の地震によりまだ検討中、 とのこと。 詳細は決定次第佐原まちぐるみ博物館で発表されると思います。 その時はまたここでも紹介させて頂きます。 微力ではありますが、これからもずっと佐原を応援していきます。 色々な所で支援物資の募集が呼び掛けられていますが、こちらにいらっしゃる方で 友人・知人が被害に遭われたという方 大きいサイズの下着など希望されている方 いらっしゃいませんか? 少量ですが、ご用意できます。もちろん未使用です。 目安としては、森三中(お笑いタレントの)ぐらいのサイズ。 よかったらカギコメに連絡下さい。(住所など個人情報は書き込まないで下さいね) メールアドレスを入力して下されば折り返しメールします。 今回のように、取るものも取りあえず避難せざるを得なかった場合、私のようなふくよかな方は、非常に困っているのでは、と思います。 支援物資としてひとまとめにされると、必要な方の所へ届かないのでは、と思い、今回呼びかけてみることにしました。 それならここで募集してるよ、という情報でもかまいません(すみません、他力本願で) 洗濯済みの物でもよければ、スウェット(上下あり。比較的新しいです)もご用意できますので、 遠慮なくどうぞ。
by anzu-maki
| 2011-03-31 00:29
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Comments(4)
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umineko
at 2011-03-31 01:35
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立派な瓦ですねえ。確かにこれだけのものはもう作れないかも。
職人さんにとっても、大事な宝物なんでしょう。 この国に地震はつきものですから、仕方がないけれど、 瓦にせよお人形にせよこういった当時の技術が失われるのは 大きな損失ですから、被災を免れて本当に良かったです。 転んでもただでは起きない。これは今この国にとって 一番必要な心意気ですよね。 がんばろ。
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佳乃寿
at 2011-03-31 21:46
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anzu-maki at 2011-04-05 00:18
*uminekoさん
お店にとっても、町にとっても大切な物。 その価値を知り尽くしている職人さんの心意気もまた大切な宝物ですね。 香取鹿島は昔から地震が多くて、大鯰が暴れて大地が揺れる、と考えた古の人々が、大鯰が暴れないよう要石で押さえつけた、という伝説があります。 失われてしまったものも沢山たくさんある中、 被災を免れたものはこれからもずっとずっと大切にしていかなくては、と思います。
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anzu-maki at 2011-04-05 00:29
*佳乃寿さん
小学校、高校の通学路に当たり前のようにあった風景。 ちょっとおめかし(保存・修復)して、沢山の方に来て頂くようになって、いい町だね、って言ってもらえると嬉しくて。 建物は被害を受けても、町の人たちの気持ちは負けちゃいない。 きっとまた訪れてくれた方々に「いい町だね」って言ってもらえるよう、応援していきます。
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