『福図鑑 か』 & 『平太展 in Acru B1』

東京駅へ向かう高速バス、新幹線、と乗り継いでやってきました関西猫まつり。
まずは、3月のオープン以来ずっと訪れるのを楽しみにしていたアトリエとギャラリー「晴空」へ。色とりどりの布とちょっぴり懐かしくて、可愛いボタンたち。佳乃寿さんの作品に欠かせない主役。
今回初のアトリエでの開催となった「福図鑑　か」。よりほっこりと、優しく暖かい空間になっています。どこか懐かしいような、それでいて初めて出会うような、やましたさんの写真と佳乃寿さんの
布小物。
ほんの一瞬見せる表情やしぐさ。何気ないように見えて、隅々まで気を配った写真に、また目を奪われてしまう。毎回工夫を凝らした展示方法、今回はプラスチックのフレームとチェーンを効果的に使用してました。まったくもう、このアイデアはどこから？！
そして、更なるお楽しみ。今回はワークショップに参加。「ばね口金」を使ったポーチを作ります。みんな口々に「ミシンなんて久し振り」と言いながら、はじめはおっかなびっくり、やがて軽快にミシンがけしていきます。テケトさん、Kuhkatze.Nさん、トロＮＥＫＯさん、キウイさん、私の作品。
どれが誰のか分かるかな♪
ホントに形になるのか不安でしたが、先生の指導が分かりやすかったので無事仕上がりました。
佳乃寿先生、ありがとうございました～。関西滞在中3度もお邪魔したばんひろみさんの『平太展 in Acru B1』Acru1Fはカメラグッズや革小物のショップ。好きな方には堪らない（危険な？！）お店です。
おしゃれで実用的なカメラアクセサリーをお探しの方、ぜひ覗いてみて下さい。今回私が知ってるだけでも3人の方が購入してました。平太ドール越しに見るギャラリー。スペシャルゲスト・ ごとー猫首輪製作所の首輪。追加したばかりなのにあっという間に残りわずか。大人気のギャラリーは途切れることなく。
これだけの空間を、たった1匹の「平太」という生き物が埋め尽くしています。
猫なのに、猫っぽくない不思議な生き物。
平太がばんさんの前に現れてから現在までの姿を、時系列で追っています。
本来白であるはずの毛色が濃いグレーから徐々に薄くなっていくにつれ、平太の表情にも変化が。
面白いポーズや表情につい気を取られてしまうけど、確かな写真の腕があってのこと。
平太と共に切り取られる景色や時間も大好き。
何よりモデルの猫や写真に対するばんさんの真摯な姿勢が人を惹きつけて止まないのだ、と思う。
ひなたでの暖かな写真展も素敵だけれど、Acruでの写真展もまた違った魅力が引き出されて、見応え十分でした。